デキる人は実践している! 雑談力が上がる話し方のポイント4つ

仕事でのコミュニケーションを有利に進める上で非常に重要なのが、雑談力です。雑談力があれば、昼食時や休憩中、雑談に花が咲き、ビジネスチャンスや、いいアイデアなどの思わぬ収穫があるかもしれません。

デキる人は実践している! 雑談力が上がる話し方のポイント4つ

仕事でのコミュニケーションを有利に進める上で非常に重要なのが、雑談力です。雑談力があれば、昼食時や休憩中、雑談に花が咲き、ビジネスチャンスや、いいアイデアなどの思わぬ収穫があるかもしれません。

今回はそんな雑談力が上がる話し方のポイントを、『超一流の雑談力』の著書を持つコンサルタントの安田正さんに伺いました。

雑談の目的とは


「人と楽しく雑談ができるというのは、人間関係において重要なことのひとつ」と語る安田さん。雑談にはしっかりとした目的があるそうです。

「雑談の2つの目的は、『相手との距離を近づけること』と『相手の情報を収集すること』です」

その2つの目的について、安田さんは次のように説明します。

◎相手との距離を近づける


「誰でも、初対面の人に対して『この人は感じがいいか、悪いか』『この人は信頼がおけるか、おけないか』などを探ってしまうものです。雑談はそれらを知る大事な機会なのです。

ですから相手に対して良い第一印象を与え、相手に心を開いてもらい、距離を近づけていくのがひとつめの目的です」

◎相手の情報を収集する


「例えば、商談において、お客さまのニーズを正確に理解することはとても大切なことです。

そのために『相手は何に興味があるのか』『何が相手のキーワードになるのか』などを雑談中に探っていきます。相手の話によく耳を傾け、相手の反応を注意深く観察し、少ない時間で相手の情報をより多く得ることが大切です」

この2つの目的をしっかり意識すれば、よく考えられがちである「雑談=井戸端話」という考え方ではなく、「雑談=ビジネスチャンス」という考えに変わっていくのだとか。

雑談力を上げるための4つのポイント


それでは、どうすれば雑談力を上げることができるのでしょうか? 4つのポイントを伺いました。

ポイント1:最初の2秒、笑顔と高めの声でいい印象を与える


「第一印象は2秒で決まってしまいます。この2秒間に、この人を好きか嫌いか、信頼できるかできないかが決まってしまうのです。その上、第一印象はその後もずっと影響していきますので、なんとしても雑談の最初で良い印象を与えなければなりません。

第一印象で大事なのは表情と声のトーンです。表情は目尻を下げ、目元を三日月のかたちにしてみましょう。また、口角を上げ、前歯を6?7本見せるくらい笑うようにすると、なお良いです。

声のトーンは、意識して高めにしてみましょう。自分の声の音階でファかソの高さが、相手にとって快適な高さといわれています。こう説明すると、およそ9割の人が『そんなに高い声を出すのか』と驚きますが、大抵の場合、素の声は低くなってしまうもの。そのほうが出すのが楽だからです。しかし、素のままでは良い印象を与えづらいので、高い声を意識してみましょう」

ポイント2:相づちやうなずき、オウム返しは大げさに


「雑談というと話すほうに重きを置きがちですが、相手から信頼を得て、好かれるためにはまずはしっかり聞くことが大切です。

そして相手に『あなたの言っていることをよく理解していますよ』ということを表現しなければなりません。そのためには、相づちやうなずき、オウム返しが欠かせません。これは意外と、自分はやっているつもりでも相手に伝わっていないことが多いので、意識してやってみましょう。

特に日本人は控えめといわれているので、少々大げさに感じるくらい表現して、相手にやっと伝わるくらいだと思ってください」

ポイント3:相手の話を整理する


「雑談の目的で『相手の情報収集をすること』ということを紹介しました。具体的には相手の話を整理し、ポイントを絞り込む、という作業によって、情報収集は可能になります。

例えば、相手の話から『この雑談のポイントは“今話題の新商品の詳細”と“値段”だ』と頭の中で理解します。すると、そこに的を絞って本題を話していくことができるのです。整理することによって、相手も自分も話が横道にそれることはありません。

相手にとっても、話をまとめてあげると『自分の言ったことをよく理解してもらっている』という実感にもつながります」

ポイント4:相手の反応を見て、雑談が必要かどうか判断する


「雑談はとにかくすればいいというものでは決してありません。そして、雑談は自分だけで成り立つものでもありません。内容だけでなく、相手に対して『雑談をすべきか』という雑談の有無の判断をすることも必要です。

雑談を長くしたほうがいいタイプなのか、雑談をあまりしないほうがいいタイプなのか、または、まったくしないほうがいいタイプなのかを、その相手に合わせて雑談をすることはとても大切です。

相手が熱心に話を聞いてくれている印象を受けたなら、こちらも熱心に話を膨らませるといいでしょう。ですが、相手が、あまりこの雑談に乗る気でないようであれば、膨らませすぎずに引き下がる必要もあります」

まとめ


相手との距離を縮め、有益な情報を得るためには、雑談がとても有効です。これまであまり意識せずに雑談をしてきた方は、雑談力を鍛えることがビジネスチャンスにつながるかもしれません。ぜひ、今回の記事を参考にしてみてください!


※この記事は2016/04/13にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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