ペンディング? レバレッジ? 聞き返せないカタカナ語集の【20代の認知度】【意味】【使い方】・前編

突然ですが、会議でカタカナ語の意味が分からず、あたふたした経験はありませんか? なんとなくカッコイイ言葉の響きに気おされて、思わずうなずいてしまったこと、一度はあるのではないでしょうか?

ペンディング? レバレッジ? 聞き返せないカタカナ語集の【20代の認知度】【意味】【使い方】・前編

突然ですが、会議でカタカナ語の意味が分からず、あたふたした経験はありませんか? なんとなくカッコイイ言葉の響きに気おされて、思わずうなずいてしまったこと、一度はあるのではないでしょうか?

今回の世論調査では、編集部が選定した5つのカタカナ語の認知度について、20代の男女300人に調査しました。

各用語の意味と用法、リアルなビジネスの現場で使えるキャリアコンパス編集部独自の解釈も記載していますので、知らなかったという方は、これを機にカタカナ語をマスターしてしまいましょう。

 

1.ペンディング


【20代の認知度】
意味を知らない…65.0%
知っているがあまり使わない…21.3%
使っている…13.7%

【意味】
未解決。宙ぶらりんの状態を示す。保留とほぼ同義。

【使い方】
上司「前回の会議で議題に上がった、プロジェクトの進行はどうかね?」
部下「○○社が予算に関して調整中らしく、現在はペンディングです」
上司「そうか、引き続き進行を報告してくれたまえ」

【キャリアコンパス的解説】
打ち切りとなってしまった仕事やプロジェクトなどについて、「中止」という直接的表現を避けるために使われることが多い。実は限りなく「中止」に近いけれど、1%でも可能性があれば「ペンディング」。「中止」という言葉で相手を傷つけないための、優しい大人のカタカナ語。

2.リスケ


【20代の認知度】
意味を知らない…62.0%
知っているがあまり使わない…21.0%
使っている…17.0%

【意味】
「リスケジュール」の略称。日程を立て直すという意で使われる。

【使い方】
「申し訳ありません。生産ラインでトラブルが発生しております。納品日はリスケでお願いします」

【キャリアコンパス的解説】
忙しい中でのスケジュール変更は相手に言いづらいもの。そんなときに有効なのがこの「リスケ」。カタカナ語特有のドライな響きが、スケジュール変更の原因の所在をうやむやにし、なぜか“予定通りの変更”のような印象に……

3.フィックス


【20代の認知度】
意味を知らない…58.7%
知っているがあまり使わない…23.0%
使っている…18.3%

【意味】
据え付ける、定着させること。ビジネスシーンでは、「日時・スケジュールを決定させる」という意味で使われる。

【使い方】
「先日リスケした納品日ですが、●月×日にフィックスでよろしいでしょうか?」

【キャリアコンパス的解説】
できるビジネスパーソンは細かく納品物や納品日を「フィックス」させる。しかしビジネスの現場の状況は刻一刻と変化していく。本当にできるビジネスパーソンは「フィックス」はまだ変更があり得ることを知っている。正しくは「フィックス(したい)」という意味で使われることが多い。

4.レバレッジ


【20代の認知度】
意味を知らない…69.3%
知っているがあまり使わない…24.3%
使っている…6.3%

【意味】
小さい力(投資)で大きな効果(利益)をもたらすことの意。

【使い方】
「レバレッジが効いているこちらのプロジェクトに予算を増資しましょう」

【キャリアコンパス的解説】
事業や金融への投資のシーンで投資家や経営層などのアッパークラスがよく使う用語。一般的な認知度は今回の調査結果の中で最も低い。しかし、それがゆえに「レバレッジ」という言葉を使うことで、「物事を大局から見ている」大物感を演出できる。ほかとひと味違う自分をアピールしたい場面でオススメの用語。

5.アサイン


【20代の認知度】
意味を知らない…65.3%
知っているがあまり使わない…21.7%
使っている…13.0%

【意味】
役割・業務・役職などを与えること。任命すること。

【使い方】
「今回のプロジェクトメンバーにアサインされた人たちは、会議終了後もこちらに残っていてください」

【キャリアコンパス的解説】
「プロジェクトにアサイン」とはすなわち、「仕事を命じられる」と同義。本来うれしくないこともある。しかし英語で「アサイン」と言われると「選ばれた」ニュアンスが強くなり、不思議と悪い気がしない。スタッフのモチベーションを少しだけ高める魔法の言葉。

……知っている言葉はいくつあったでしょうか? 今回ご紹介した5つのカタカナ語のすべて、知らない人は過半数を上回っていました。使う側にもそれなりのお作法が必要とされそうです。とはいえ、使う人がいる以上、言葉の意味を知らない人が損をしてしまう可能性があるのも事実。玉虫色とやゆせずに、日々のコミュニケーションを円滑に進めるためのツールとして、活用してみてはいかがでしょうか?

↓↓↓調査結果はこちら



※この記事は2013/11/06にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています

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