チョコが和を乱す!? バレンタインに職場で注意すべきマナーの“守破離”

2月といえばバレンタイン。女性も男性もそろそろドキドキしだすころではないでしょうか。

スタディ 雑学
チョコが和を乱す!? バレンタインに職場で注意すべきマナーの“守破離”
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2月といえばバレンタイン。女性も男性もそろそろドキドキしだすころではないでしょうか。

しかし職場でのバレンタインは、マナーを守らないと思わぬトラブルを招くことも……。そこで今回は、職場で気を付けたいバレンタインマナーの“守破離”をご紹介! (1)必ず守るべきルール (2)上司や同僚と親しくなるコツ (3)問題を起こさずに本命チョコを渡す方法を、ビジネスマナーの専門家である美月あきこさんに伺いました!


バレンタインマナー《守》~必ず守るべきルール~


具体的に守るべきルールは、以下の6つがあるそうです。


渡す側のルール

その1.コミュニケーションを重視すべし!


まずは、職場の人間関係が良くなるような“コミュニケーションツール”としてバレンタインチョコを使うのが大前提です。


その2.“チョコ格差”を生むべからず!


職位や好き嫌いなどによって、デザイン、価格、メッセージの有無などのあきらかな差を生み出してはいけません。「全員に対しての平等さを忘れないことが大切です。あらぬ摩擦を生む原因になりかねませんからね」(美月さん)


その3.抜け駆け厳禁!


「あの子抜け駆け!」などと思われないよう、他の女子社員と事前に相談しておきましょう。まずは年長の女性に相談をもちかけ、その方の意見を聞き入れる。その後、自分は買い物役を買って出るのがベストだそうです。


その4.オープンな渡し方をすべし!


業務が一時ストップするような渡し方は、もちろんNGです。業務に支障をきたすことなく、なおかつ全員に“渡していますよ”ということが分かる時間帯に渡すのが良いそうです。(例:お昼休みに入ってすぐ、おやつの時間)


その5.お返しを期待するべからず!


いくら心で思っていても、「ホワイトデー、期待しています!」など、冗談が通じる間柄なら問題無いのですが、あまり恩着せがましく言うのはNGです。


もらう側のルール

その6.チョコレートの数は公にするべからず!


男性社員は、もらっているチョコの数を他の男性社員などに言うことはNGだそう。「男性はことのほか、競争意識をもっているため、いかにもチョコをたくさんもらっていそうな人以外の相手には、自分がチョコをもらった数を言うのは厳禁です。傷つけてしまい、険悪な雰囲気になることもあります」(美月さん)


バレンタインマナー《破》…上司や同僚と親しくなるコツ


守らなければならないルールから一歩進んで、「バレンタインを機会に上司や同僚と親しくなりたい!」と思ったときはどうしたらいいのでしょうか。

「ポイントとなるのは“メッセージ”」だと美月さん。内容としては、日頃の感謝を述べるとともに、その方だけに通じるワンフレーズを添えると良いそうです。上司に渡す場合、同僚に渡す場合に分けて、具体的にみていきましょう。


その1.慕っていることを伝えるべし! (相手が上司の場合)


上司という立場の方は、自分を慕ってくれる部下にはより良いリーダーであろうとします。そのため、「尊敬しています」「○○部長の下だと安心感がある」「今後ともご指導お願いします」など、“リーダーにとってポジティブなメッセージ”を伝えると良いのだそう。「そうすることで、その後あなたがピンチに面したとききっと力になってくれますよ」(美月さん)


その2.協調性を確認すべし! (相手が同僚の場合)


同僚という立場からすると、“協調性”や“和”を重んじる同僚には、自分も手を貸してあげたい、と思う気持ちを持ちますよね。そのため、「いつも助けられている」「自分もお役に立てるよう頑張りたい」といった気持ちを表すと、その後の関係性がより良好なものになるといいます。


バレンタインマナー《離》…問題を起こさずに本命チョコを渡す方法


さらにもう一歩進み、「バレンタインを機に本命のあの人に気持ちを伝えたい!」という人は、気を付けることはあるのでしょうか。美月さんは、以下の2つを挙げます。


その1.女性同士相談した上で決めるべし!


まず、バレンタインというイベントにおいて大事なのは女性同士のトラブルを防ぐこと。「そのため、義理チョコを渡すにしても本命チョコを渡すにしても、まずは相談した上で決めましょう」(美月さん)


その2.他人がいないときに渡すべし!


他の人たち(義理チョコ)と渡す時間をずらすなど、周囲の目に配慮しましょう。美月さんいわく、他の人には分からないように渡すことが鉄則。本命の方も、上司や同僚の前で渡されると周りの目が気になってしまい、せっかくのプレゼントも相手を困らせてしまうからです。

いかがでしたか? 美月さんいわく『ポイントは、職場の“和”』なのだそう。 同じ職場で働く女性同士の“和”や、チョコを渡す上司や同僚など男性同士の“和”が保たれるように、チョコ選びと渡し方を工夫することが大事です。渡す側も、受け取る側も、職場でのマナーを守り、気持ちよく楽しいバレンタインデーを過ごしましょう!



プロフィール


美月あきこ(みづき・あきこ)/
大学卒業後、日系および外資系航空会社にて国際線客室乗務員として17年間勤務。その後、人財育成トレーナーとして、接遇サービス、対人コミュニケーションに関するコンサルティングや研修を企業や団体にて行う。客室乗務員時代に身に付けたファーストクラス仕様のサービスをもとにした、ユニークな研修手法が好評を博す。すぐに効果の上がる「売れる営業マン・販売員」研修は全国からオファーが絶えず、年間180回以上の研修と講演を行う。総合情報サイトAll Aboutで「ビジネスマナーガイド」としても活動。著書に、ベストセラーとなった『ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣』シリーズ、最新刊に『15秒で口説くエレベーターピッチの達人』など、多数。


※この記事は2015/02/06にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています
《編集部》

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