【もうひとつの人生】同じインターンを経験し、営業とカメラマンになった2人

大学時代、ある出版社で同時期にインターンとして編集アシスタントを経験した2人。

はたらく ライフハック
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大学時代、ある出版社で同時期にインターンとして編集アシスタントを経験した2人。

2人とも写真が好きで、インターン中の業務では撮影の仕事もこなし、インターンの同期生たちと映像・制作の活動もしていた2人が就職したのは、まったく別の職種。そんな2人に仕事観や人生観に関して質問をしてみました!


フリーのカメラマン



氏名:中川徹哉(24歳)
職種:カメラマン(フリーランス)
居住地:東京都杉並区在住
略歴:2011年4年制大学の文学部史学科を卒業。幼少期から写真に興味を持ち、大学3年の時に出版社でインターンとして働いた後に立ちあげたフリーペーパーの団体では、カメラマンをはじめ取材、編集もこなした。卒業後、写真や映像事業の会社に勤めるも、本来やりたかったカメラマンとしての仕事をするため2012年に独立。


メーカーの営業



氏名:前田健太(25歳)
職種:メーカー営業
居住地:埼玉県上尾市在住
略歴:2011年4年制大学を卒業。大学時代は写真、映像制作への興味から、アルバイトでブライダルのカメラマンをしたり、仲間と共にショートフィルムの制作も行った。大学4年の時には出版社でインターンとして働く。就職活動ではメーカーの営業を志望し、現在は大手鉄道会社を主な顧客としたシステム営業に携わる社会人3年目。休日は映像制作に打ち込んでいる。


Q1:現在の仕事内容について教えてください


中川:地元の長野県で働いたこともありましたが、やはり都会が好きだと思い、再度上京を決めました。地元のアパレル業界で働くとなると、セレクトショップが一般的。正直閉店してしまうお店も少なくありません。長く仕事ができるアパレル系の会社は都内が一番多いと思いますし、お洒落なお店も人も多いし、いろいろな可能性を秘めていると思うんです。ファッションに限らず、常に流行に触れることができることは、都内で働く魅力だと思います。

前田:各担当エリアの鉄道会社に、踏切やダイヤを管理するシステムなどの鉄道関連機器の販売を行っています。入社時は社内での新入社員研修で鉄道やシステムの基礎的な知識を学び、実際に鉄道会社へ研修にも行きました。2年目からエリアを任されるようになり、1エリアにつき1人が担当につきます。営業なのでもちろん目標金額の設定がありますが、基本的にはチームごとの年間設定です。


Q2:相手の仕事のうらやましいところ、自分には無理だと思うところは?


中川:会社に属していれば仕事は何かしら必ずあると思うし、収入面も担保されているので、精神的に安定すると思います。フリーになると細かいことも自分で管理しなければならないときがあり、そういう細かい部分を会社に属していると別の人に任せられるのでうらやましいです。自分に無理だと思う部分はないですね。会社員が嫌で独立したわけではないですし、現在のカメラマンの仕事を通して、今後何か面白い仕事に出会えたら、そこから別の道に進むこともありだと思っています。ただ、強いて言うなら同じ場所や環境でじっとしているのは嫌ですね。

前田:自分の好きなことを仕事にしてお金を稼いでいるところはとてもうらやましいです。実は僕も学生時代にカメラマンとして活動したいと考えた時期があったのですが、将来仕事が必ずあるか、家庭ができたときに収入の安定が保証できるかという部分で不安になり、安定している会社勤めに決めました。会社を選ぶときは上場している会社を見て企業研究をしっかり行いました。好きなことを仕事にするか、仕事をして稼いだお金で好きなことをするか、2つの道があると思いますが、彼は前者を選び、僕は後者を選んだのだと思います。


Q3:学生インターンでの経験は、あなたの仕事選びにどのような影響を与えましたか?


中川:大学2年の時に、自分の好きだった雑誌を発行している出版社で編集アシスタントとしてインターンを経験しました。街行く人に声を掛けて取材したり、誌面用の写真を撮ったり、企画を出したり。雑誌編集の流れや動き方を教えてもらって、その経験を通して自分でも何かできないかと思って大学3年の時に学内フリーペーパーを発行する団体を立ち上げました。インターンがきっかけで行動範囲や視野が広がったし、働く条件として、給料にかかわらず自分にハマれば頑張れるし、好きなことが仕事だったら打ち込める自分に気付きましたね。

前田:出版社でインターンを経験した際には、すでに現在の会社の内定が出ていたのですが、インターンで撮影の仕事をしているうちに、やっぱりカメラマンとして活動したいという思いが再び込み上げてきました。しかし、働いている人の姿や話を見聞きして、やはり休日面など安定した仕事をしていたいとあらためて思い直しました。ただ、インターンでの経験を通して意見の出し方や企画の考え方、会話の流れなど営業に必要なことを学ぶことができました。また、現在その時の仲間と仕事の話をするとモチベーションが上がり、そんな仲間と出会えたことも、今の自分の糧となっています。





Q4:今後のキャリアプランについて教えてください


中川:今は仕事内容によって各分野に強い人間を交えて仕事をしていますが、今後は自分のやりたいことを仕事につなげていけるように、自分から提案をして売り込めるチーム作りをしていきたいですね。現在、そのための作品撮影や営業用の資料作りをしています。軌道にのってきたら事務所も構えたいし、それは20代のうちにできたらと思っています。今はカメラマンだけど、写真に縛られずに視野を広く持っていたいから、何か面白いことがあればそっちの道に行くのも悪くないなって思ってます。だからこそ、30歳になるまでには写真を極めていたいですね。

前田:現在営業の流れが少し分かってきたので、もう少し現場の経験を積んで2~3年後には技術者の部署で学びたいと思っています。そこで知識を増やし、再度営業に戻り、営業のプロとして活躍したいですね。また営業される部署に行き、どういった営業が好かれるかなど外部の営業から学んでみたいという思いもあります。営業の魅力は「会社を動かしている、大きなお金を動かしている」と実感できるところで、ずっと続けていたいと思っています。


Q5:あなたの人生において優先順位の高いことを3つ教えてください


中川:[1.つながり 2.時間 3.ご飯]
「つながり」はこの業界に入ったきっかけでもあり、自分だけでは見えない分野へ視野が広がるし仕事にもつながる。この「つながり」を広げるために自分のことを話せる人間になるように心掛けています。そしてカメラマンは時間を売る仕事なので「時間」は2番目に大切。スケジュールや体力をコントロールしないと仕事ができなくなるので注意しているところでもあります。そして3番目の「ご飯」は友人や仲間とおいしいご飯を食べて交わす会話が自分の糧になりますし、自分の原動力ともなっています。

前田:[1.家庭 2.趣味 3.仲間]
安定した会社を選んだ理由が、「家族」を持った時に普通の生活レベルが保てている人間でいたいと思ったからで、やはり妻や子どもには絶対に不自由な思いをさせたくないと考えています。2番目の「趣味」は、趣味を持っていると生活にもメリハリが出るし、趣味を生きがいとしながら仕事のモチベーションも上げていきたいです。趣味といえるものを生涯ずっと持っていたいと考えています。そしてその趣味を「仲間」と共に共有したいと思っています。映像制作も仲間と試行錯誤して作ると達成感もあってとても面白いんです。


※この記事2013/06/03にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
《編集部》

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