【もうひとつの人生】 鎌倉で働く?それとも銀座?アパレル業界の2人がそれぞれの場所を選んだワケ

仕事から住む場所が決まるのか、それとも住みたい場所から仕事が決まるのか。

はたらく ライフハック
【もうひとつの人生】 鎌倉で働く?それとも銀座?アパレル業界の2人がそれぞれの場所を選んだワケ
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仕事から住む場所が決まるのか、それとも住みたい場所から仕事が決まるのか。

今回は、同じアパレル業界ながら、アパレルブランドの聖地、銀座でキャリアを積む風間さんと、鎌倉の土地を好み、地元のアパレルブランドで働く波瀬さん。異なる環境で働く2人に同じ質問をしました。


都会で働く人



氏名:風間正人(28)
職種:商品管理
勤務地:銀座(東京都千代田区)
居住地:埼玉県川口市
略歴:洋服に携わる仕事に就くため、専門学校のスタイリストコースへ入学。卒業後は、大手アパレルブランドの販売員として池袋で働く。1年後地元長野にあるセレクトショップへUターン。販売やバイヤーなどの業務を任されていたが、趣味のDJに専念するため、再び上京。1年半DJ活動をした後、現在の職場である有名ハイブランドへ転職する。現在銀座店の商品管理リーダーとして店舗をまとめている。


郊外で働く人



氏名:波瀬健太(25)
職種:生産管理
勤務地:鎌倉(神奈川県鎌倉市)
居住地:神奈川県鎌倉市
略歴:高校時代からファッションに興味があり、専門学校のファッションデザイン学科へ入学。アパレルデザインをメインに学ぶ。在学中からアパレルメーカーの下請け会社でインターンとして働き始め、卒業後に入社。2年後、転職活動中に見たファッション誌で今の職場を知り、お店へ直接行き、社長に直談判をする。生産管理として入社し、現在では販売や商品管理等の仕事もこなしている。


Q1:今のワークスタイルを選んだ理由は?


風間:地元の長野県で働いたこともありましたが、やはり都会が好きだと思い、再度上京を決めました。地元のアパレル業界で働くとなると、セレクトショップが一般的。正直閉店してしまうお店も少なくありません。長く仕事ができるアパレル系の会社は都内が一番多いと思いますし、お洒落なお店も人も多いし、いろいろな可能性を秘めていると思うんです。ファッションに限らず、常に流行に触れることができることは、都内で働く魅力だと思います。

波瀬:高校時代から鎌倉が好きで、現在の職場が鎌倉にあるということも入社したいと思った理由の一つです。都内で働いている時は通勤や仕事で常に時間に追われ、生活にも気持ちにも余裕がありませんでした。でも、今の郊外での生活は、時間がゆっくり流れていて、私自身が一番自然体でいられます。朝は近所の海でサーフィンをした後、ゆっくり支度をして自転車で出社。勤務後は職場近くの商店街へ飲みに行きます。飲んでいると近所の人が自然と集ってくる。そんな人とのつながりも、ここでの生活の魅力ですね。


Q2:今の働き方・ワークスタイルを選んでよかったと思う点、苦労している点


風間:さまざまな業界で働く人と出会い、刺激を受けることができるのが都心で生活していて良かったと思う点です。ファッションだけでなく、流行を身近に感じられるところもうれしいですね。ファッションが趣味なので、休日にいろいろなテイストの洋服を気軽に見に行けるところも魅力的です。ただ、働いている場所が銀座なので高級志向の方が多く、常に気を張っているので心身ともに疲れることが多いですね。

波瀬:「人が人を呼ぶ」という、人とのつながりがとても面白いですし、朝仕事前にサーフィンをするという、思い描いていた理想の生活が送れている点は良かったです。苦労している点は、善くも悪くも自分自身が若いこと。鎌倉は商店街のつながりが強く、会合がよく開かれています。幅広い年齢層の方が集まっているので、私より知識が豊富な方ばかりなんです。話についていけないことも多々ありますが、世代が違えど、そこでも人とのつながりが生まれますので、楽しんでいます。


Q3:相手の働き方・ワークスタイルのうらやましいところ、自分には無理だと思うこと


風間:彼の毎日趣味を楽しみながら、ゆっくりと生活できるところがうらやましいですね。僕の場合は店内で仕事に没頭していて、仕事上あまりお客さまとお話することがありません。彼の場合、お客さまだけでなく地域の方ともコミュニケーションが取れるところもうらやましいです。ただ、地方でアパレル業の仕事をする場合、僕は給与面で苦労したことがあるので、地方より都心で働いた方が給与面では恵まれているのかなと思います。

波瀬:正直なところ、今はうらやましいと思うところがあまり無いです。今働いているお店の商品はもちろん好きですし、ライフスタイルも充実しています。ただ、世界的ブランドで認知度が高い分、彼が背負っているものは大きいと思います。しかもファッションの中心地である銀座で働くということは、当然ながら商品だけでなく自分自身もお客さまから見られる立場です。個人の意識もより高まると思うので、そこで働きたいという想いがあるのはすごいなと感じます。ただ、僕は緊張感のある空間よりは、お客さまと雑談を交えたり、通りがけに手を振ってくれる近所の方がいるという、アットホームな環境の方が合っています。





Q4:30代の自分はどうなっていたいですか?


風間:自分でアパレルのお店を開くことを目標に、現在勉強中です。実店舗を持つか、オンラインショップにするかは考え中ですが、自分のお店を持ちたいと考えています。そのために、今は知識を持っている人から情報や技術を仕入れています。また、今年結婚をしたので、プライベートでは子育てをして、家庭をしっかり築いていきたいと思っています。

波瀬:「鎌倉の顔」になっていたいですね。人脈や知識を含め、困ったときは僕に聞けば大丈夫だと、頼られる人間になっていたいです。そのためには、何かを継続的に続けることと、チャレンジし続けることが大切だと思っています。例えば、商店街の集まりはどんなときでも参加し続けることが大切です。仕事面では今の生産管理の仕事を続け、いずれは全責任を任せてもらい、営業職にもチャレンジしてみたいと思っています。


Q5:人生の優先順位の上位3つを教えてください


風間:[1.おしゃれなライフスタイル 2.食事 3.家族]
1位の「おしゃれなライフスタイル」は崩したくないと思っていて、洋服だけでなくインテリアも含め全てにおいて「遊び心」を忘れず過ごしたいです。2位の「食事」は、食べることが好きなので妥協したくないと思っていて、自炊をするときも手の抜いたものは作りません。やはりおいしい食事は活力になります。3位の「家族」は、今までとてもお世話になったので、僕にはなくてはならない人たちです。特に、今の妻の支えがあるから都内で仕事が頑張れていると思っています。

波瀬:[1.人 2気持ち 3.お金]
1位の「人」は全てにつながると思っています。誰かがいるから自分がいられるという「他人がいて自分がいる」というスタンスで生きていきたいです。また他人がいるから2位の「気持ち」が生まれます。仕事では商品を売るだけでなく、自分が良いと思っている気持ちを伝えたいと思っています。そしてその気持ちが伝わったとき、最終的に3位の「お金」が発生すると思います。ただのお金ではなく、気持ちが通じ合った意味のあるお金を生み出せる人間になりたいと思っています。


※この記事は2013/08/05にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
《編集部》

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