【家入一真の未来の授業Vol.1】これからの労働概論 -1つの組織に依存するのはリスクでしかない?- 

家入一真の未来の授業<時間割>

はたらく ライフハック
【家入一真の未来の授業Vol.1】これからの労働概論 -1つの組織に依存するのはリスクでしかない?- 
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家入一真の未来の授業<時間割>



1) これからの労働概論 -1つの組織に依存するのはリスクでしかない?-
2) たのしいサービス創造学 -アイデアの消費期限は3カ月?-
3) 家入式組織論  -未来の組織はどんどん小さくなっていく?-
4) 失敗の力学 コンプレックスこそ最強の武器!-

毎回、さまざまなジャンルの次世代を担うエキスパートを講師に迎え、来るべき未来への基礎体力を養成する、20代のための授業。第1回目の講師は家入一真さんです。

これからの働き方をしよう!




今では信じられないかもしれないけど、大企業に勤めればエスカレーター式に役職が上がって、お金をたくさん稼げる=幸せになれると誰もが思っていた時代があった。でも、今の20代は学生時代に「9.11」や「リーマンショック」を経験して、就職氷河期を味わい、挙句の果てに「3.11」が起こって…、と価値の転換点に多く立ち会っている世代。だから今の20代は僕らより上の世代が信じていた幸せの形が幻想であったことや、これまでの働き方では通用しなくなったことを直感的に察知しているなって思っていますね。

「どういう暮らしがしたいか」から必要なお金を逆算してみよう


20代の人の多くは口癖のように「お金がない」という言葉を口にするんだけど、そういう人たちに「月いくら欲しいの?」と質問したら、口ごもってしまう…。それは自分がどういう生活がしたくて、そのために最低限いくら必要で、それに加えていくらあったら暮らしがより快適になるといった生き方のビジョンが見えていないから。僕の友人のイケダハヤト*君は、「生活費は最低限15万程度あればいい」と考えて、それを稼げるだけの仕事としてプロブロガーの道を選び活躍しています。15万稼いだら残りの時間は奥さんとの散歩の時間に充てるとか、畑を耕すなどの時間に充てていて、もっぱら僕は彼のことを仙人と呼んでいるんだけど(笑)。でも、これからは自分がどのような生き方をしたいかから逆算した「最低限生活できるお金」を稼いで、それ以外の時間をやりたいことに充てていくほうがスタンダードになっていく気がしますね。

*イケダハヤト … ITジャーナリスト、プロブロガー、マーケッター。NPOマーケティング支援など、社会課題に対して、さまざまな側面からアプローチをしている。

リスクを減らすために、会社以外のコミュニティで顔をつくる




僕は1つの組織に依存するのは今の時代リスクでしか無いと思っています。今求められるのは会社が倒れたときに自分の人生も倒れてしまわないために、会社以外の場で複数の「顔」を持つことなんです。例えば、もしあなたが、ピアノが特技だとします。そしたらTwitterやFacebookなどのSNSサイトを利用して、「1時間1000円でピアノ習いたい人募集」と呼びかけてみるんです。

土日に好きなことして、1万稼げたら儲けもんですよね。教え方がうまくて、生徒がたくさん集まったらもっと高い金額でもやれるかもしれない。このようにSNSを使って、自分の想いや得意なことを発信することで、会社の自分以外のコミュニティでの「顔」ができていくんです。会社以外の顔が1つでもあれば、会社にリストラされてもピアノの先生を本業にすることもできるし、リスクヘッジできるんですよ。

これからは個人を中心とした経済圏の時代


僕はLivertyという新しいビジネスやウェブサービスを立ち上げるモノづくり集団を立ち上げました。Livertyは経営者や学生や会社員など様々な組織に属している人が、時間や場所に捕らわれずプロジェクト毎にチームを組む集団。社会に役立つアイデアを持っている人が企画を提案し、それに賛同する人たちがそれぞれの強みを活かして土日や空いている時間を利用して、自発的にビジネスを進めています。

モノづくり集団、Livertyのサイト


これからはこのように1つの組織にとらわれないで、スキルやノウハウ、アイデアを周囲の人たちと共有して、新しいサービスを創出してお金を稼ぐこと、つまり自分の強みを活かして、「個人を中心とした経済圏を作ること」「小さな共同体」を作ることが大事だと思いますね。


本日の授業のおさらい


1.自分が「最低限生活できるお金」を算出してみよう。
2.Twitter/FacebookなどのSNSを使って、自分の想いやできることを発信しよう。
3.自分の価値観に共感してくれる「仲間」を持つべし!
4.仕事以外で自分の強みを生かした新しいことを始めてみる!


PROFILE



家入一真/起業家・クリエーター。1978年福岡県生まれ。高校中退、引きこもりから22歳でpaperboy&co.の前身となるマダメ企画を起業。レンタルサーバー「ロリポップ!」のサービスを成功させ、29歳で史上最年少ジャスダック上場を果たす。1年後に社長退任。現在はモノづくり集団Livertyやクラウドファンディングサービス『CAMPFIRE』を運営するハイパーインターネッツなど、数々の企業、組織の代表として、革新的なサービスを世に送り出している。

※この記事は2013/05/22にキャリアコンパスに掲載された記事を転載しています。
《編集部》

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