【Excel】今さら聞けない? IF関数の使い方を覚えよう! IFを含む6つの関数も一挙紹介

Microsoft Excel(以下、Excel)でよく使われるIF関数は、条件を指定できる便利な関数です。今回は、IF関数についていろいろと解説していきます。

【Excel】今さら聞けない? IF関数の使い方を覚えよう! IFを含む6つの関数も一挙紹介

Microsoft Excel(以下、Excel)でよく使われるIF関数は、条件を指定できる便利な関数です。知名度のある関数ですが、ちゃんと使える人は意外と多くありません。

「IF関数の仕組みは知っているけど、あまり使ったことがない」
「IF関数は使えるけど、条件が少し複雑になると混乱する」
「IFがつく関数っていろいろあるけど、その違いって何?」

というお悩み・疑問をお持ちの方に向けて、IF関数についていろいろと解説していきます。

IF関数の基本の使い方


まずはIF関数の式を確認しておきましょう。

【式】
=IF(論理式 , 真の場合の値 , 偽の場合の値)

f:id:okazaki0810:20190919193151p:plain


IF関数は基本的に、「論理式」「真の場合の値」「偽の場合の値」の3要素で構成されます。

「論理式」は条件のことで、その条件に合っていれば「真の場合の値」を表示して、異なれば「偽の場合の値」を表示させることができます。

そして、「論理式」においては「<(しょうなり)」「>(だいなり)」「=(イコール)」を使って条件を指定します。

「A1=1」:A1セルが1と等しい
「A1<1」:A1セルが1より小さい(未満)
「A1<=1」:A1セルが1、もしくは1より小さい(以下)
「A1>1」:A1セルが1より大きい
「A1>=1」:A1セルが1、もしくは1より大きい(以上)
「A1<>1」:A1セルが1でない

ここでは「どの日が夏日だったのかを表示させる」以下の例を挙げて考えてみたいと思います。

夏日は25°C以上なので、C2セルに入力するIF関数の条件式は以下の通りです。
=IF(B2>=25,"夏日","―")

この式をC3セルにも入力してみるとこのように表示されます。

f:id:okazaki0810:20190919193206p:plain

 

複数の条件を指定する時に便利なIFS関数


夏日だけを判定するだけでなく、さらに真夏日・猛暑日の条件も同時に指定できたら便利ですよね。そんな時に便利なのがIFS関数(Excel2016以降のバージョンで使用可能)です。

【IFS関数の式】
=IFS( 論理式1 , 真の場合の値1 ,論理式2 , 真の場合の値2… )

f:id:okazaki0810:20190919193129p:plain


気温別に結果を表示させるには、以下の式をつくります。

=IFS(B2>=35,"猛暑日",B2>=30,"真夏日",B2>=25,"夏日", TRUE,"-")

最後の「TRUE,"-"」はどこにも当てはまらない場合の条件式で、論理式には「TRUE」を指定します。

また、IFS関数の注意点ですが、論理式の順番に気をつけなくてはいけません。「猛暑日→真夏日→夏日」のように基準の厳しい順に指定しましょう。

これを逆にしてしまうと、正しい結果が得られませんので注意してくださいね。

f:id:okazaki0810:20190919193231p:plain

 

IF関数とAND・OR関数を組み合わせる


IF関数とAND・OR関数を組み合わせると、さらに複雑な条件指定も可能です。それぞれの関数の使い方は以下の通り。

【AND関数】
式:AND(条件1,条件2,条件3,…)
意味:条件1かつ、条件2かつ、条件3かつ…


【OR関数】
式:OR(条件1,条件2,条件3,…)
意味:条件1もしくは、条件2もしくは、条件3もしくは…

f:id:okazaki0810:20190919193254p:plain


上記のようにANDとORを駆使すれば、より高度な条件式をつくることができます。少々複雑ですが、ひとつひとつの意味を読み解いていけば決して難しくないので、少しずつ慣れていきましょう。

COUNTIFやSUMIF などIFを含む関数の違いを一挙に解説


IFを含む関数は、ほかにもたくさん存在します。主なものは以下の通りです。

f:id:okazaki0810:20190919193306p:plain


それぞれの使い方を簡単にご紹介していきます。どれもIF関数の基本がわかっていればすぐに使えるようになりますよ。

条件に合う値の合計・平均・個数を算出してくれる関数|SUMIF・AVERAGEIF・COUNTIFの使い方


この3つは、式がとても似ているのでセットで覚えておきましょう。

【式】
=SUMIF(範囲 , 検索条件 , 合計範囲)
=AVERAGEIF(範囲 , 検索条件 , 平均対象範囲)
=COUNTIF(範囲 , 条件)


日付・曜日・客数が並んでいる表から、月曜日の集客について知りたい場合、下の図のように関数を使えば自動でデータを拾い上げることができます。

f:id:okazaki0810:20190919193320p:plain


それぞれの関数が意味するところは、次のようになります。

SUMIF:月曜日に訪れた客数の合計(上の図では400)
AVERAGEIF:月曜日に訪れた客数の平均値(上の図では80)
COUNTIF:月曜日の日数(上の図では5)


SUMIFSやAVERAGEIFSなど末尾にSがつくと、IFS関数同様、複数の条件指定をできるようになります。あわせて覚えておきましょう。

条件に合う値の最大値・最小値を抽出する関数|MAXIFS・MINIFSの使い方


MAXIFS・MINIFSはそれぞれ、指定条件に合致する値の中から最大値・最小値を抽出してくれる関数です。こちらも使い方は簡単なので、さくっといきましょう。

【式】
=MAXIFS(最大範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2…)
=MINIFS(最小範囲, 条件範囲1, 条件1, 条件範囲2, 条件2…)

f:id:okazaki0810:20190919193332p:plain


それぞれの関数が意味するところは、次のようになります。

MAXIFS:月曜日に訪れた客数の最大値(上の図では98)
MINIFS:月曜日に訪れた客数の最小値(上の図では62)

エラー時に表示させる値を指定できる関数|IFERRORの使い方


IFERRORは「#VALUE!」「#DIV/0!」など、エラーの値を別の文字列に置き換えられる関数

エラーのままだと計算やデータ集計がうまくいかないケースがあるため、そんな時に活用してみましょう。

【式】
=IFERROR(値 , エラーの場合の値)

f:id:okazaki0810:20190919193347p:plain

 

まとめ|IF関数を使えるようになると、できることの幅が大きく広がる


IF関数の仕組みは簡単ですが、意外と奥が深い関数です。ご紹介してきたようにほかの関数と組み合わせることで、できることの幅が大きく広がります。

そして、IF関数の仕組みがわかれば、それに関連するSUMIF・COUNTIFなどの関数も使いやすくなるので、積極的に活用してみてはいかがでしょうか。

Excel(エクセル)記事まとめ

覚えておけば残業知らず!Excel時短記事まとめ

見づらい資料からサヨナラ!Excel資料作成記事まとめ

覚えて仕事を効率化!Excel関数記事まとめ

PowerPoint(パワーポイント)記事まとめ

Word(ワード)記事まとめ

page top