【Excel】計算は合ってるのに合計が違う? そんなときに使える! 端数をまるめるROUND関数

今回ご紹介するのはMicrosoft Excel(以下、Excel)のROUND関数。データの集計や金額計算をおこなうときに重宝する関数です。

【Excel】計算は合ってるのに合計が違う? そんなときに使える! 端数をまるめるROUND関数

今回ご紹介するのはMicrosoft Excel(以下、Excel)のROUND関数。データの集計や金額計算をおこなうときに重宝する関数です。

「何度計算してみても、合計が合わない」という場合には、この関数を使ってみるとすぐに解決するかもしれません。

この記事ではROUND関数の使い方や、類似関数であるROUNDUP・ROUNDDOWN関数などについて紹介していきたいと思います。

ROUND関数とは? ROUNDUP関数・ROUNDDOWN関数とはどう違う?


ROUND関数とは、指定した値を指定した桁数で四捨五入する便利な関数。たとえば、「1.23を整数にしたい」「4.56を小数第二位で四捨五入したい」などというときに使います。

ROUND関数の仲間にROUNDUP関数とROUNDDOWN関数というものも存在します。ROUNDUP関数は指定の桁数で切り上げ、ROUNDDOWN関数は切り捨てができます。

表示だけが四捨五入? 関数での四捨五入?


値の端数をまるめたい場合、ROUND関数を使わずに「表示形式上で四捨五入する」という方法もあります。

「ホーム」タブ→「小数点以下の表示桁数を減らす」を押すと、数値の表示桁数を変えることができます。これはご存知の方も多いと思います。

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この方法は関数を使うよりも簡単なのですが、計算をおこなうときには注意が必要です。不用意に使うと以下のようなことが起きます。

商品A~Cの税込金額を足すと「32+32+32=96」のはずなのですが、合計は「97」になっています。

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なぜこうなってしまうかというと、実際の値は「32」ではなく「32.4(=30×1.08)」だからです。

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元データは「32.4」なので、3つ合計すると「97.2」。それが表示上で四捨五入され「32」「97」と見えていたということです。

この場合、ROUND関数を使用しておけば、こんなエラーは起きません。表示形式での四捨五入とROUND関数での四捨五入の違いをしっかりと理解しておきましょう。

そして、金額の計算やデータの集計などでは、面倒くさがらずに関数を使うよう心がけるといいと思います。

ROUND・ROUNDUP・ROUNDDOWN関数の使い方


さて、それではROUND関数の使い方を確認していきましょう。ROUNDUP関数もROUNDDOWN関数も基本の使い方は一緒なので、一気に見ていきます。

【式】
=ROUND ( 数値 , 桁数 )
=ROUNDUP ( 数値 , 桁数 )
=ROUNDDOWN ( 数値 , 桁数 )

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それぞれ、式の因数は「数値」と「桁数」の2つ。「数値」は四捨五入したいセルを指定します。「桁数」には、上記のように四捨五入したい桁数に対応する値を入力します。

桁数に入力する数字は、小数第二位以降で「1,2,3…」、逆に1の位以上は「-1,-2,-3…」という決まりになっています。この決まりはROUNDUP関数でも、ROUNDDOWN関数でも同じです。

切り上げ・切り下げしたい数値と、それをおこなう桁数を指定すればROUND関数同様に使用することができます。

ほかの関数と組み合わせて使えるROUND関数


「合計の値を直接四捨五入したい」という場合には、SUM関数とROUND関数を組み合わせて使います。

見積書などではよく使われる方法で、以下の例だと「=ROUND(SUM(G9:G12),0)」と入力しています。

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ほかにもAVERAGE関数と組み合わることも多いです。平均の計算では割り算が必ず使われるため、端数が出ることもしばしば。ROUND関数と一緒に使うことで、端数を出さずに計算ができます。

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素早く正確にデータ集計・計算したいならROUND関数を使おう


「合計の値が合わないために、無駄に確認の時間がかかる」。ROUND関数を覚えて、そんな事態にもうおさらばしましょう。

使い方に慣れるまではわざわざ関数を用いるのは億劫かもしれませんが、状況によってはROUND関数を使ったほうが早く正確な計算ができます。

金額や個数など整数で表さないといけない場面では、なるべくROUND関数を使うと効率的に作業を進めることができますよ。

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