10代だけじゃない!TikTokはビジネスマンにもおすすめのアプリだった

今回はTikTokのマーケティング部門でディレクターを務める白地祐輝さんに、TikTokの魅力をうかがいました。

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2年前に日本でローンチされたショートムービーアプリ“TikTok(ティックトック)”。スマホがあれば手軽に音楽と合わせた動画が作れることで話題となり、爆発的な人気を見せています。

15秒という短い時間をベースに作られるTikTokの動画。音楽動画だけにとどまらず、現在のTikTokではさまざまな動画が投稿されています。旅動画やグルメ動画がジャンルとして確立し、歌舞伎の裏舞台を紹介する日本文化的な動画も投稿されているそうです。

今回はTikTokのマーケティング部門でディレクターを務める白地祐輝さんに、その魅力をうかがいました。



自分の好きな動画と出会えるTikTok


ーー当初は女子中高生ユーザーが多かったTikTokですが、最近は20代~40代のユーザーも増えてきているそうですね。どのような点が国内での人気につながっているのでしょうか?

白地さん:まず、レコメンドが優れていることです。

30分くらいの間「いいね」や「興味はありません」(※)を選択していくだけで、自分の「好きなタイプの動画」を判別し、どんどんレコメンドされるようになります。

あるいはちょっと違ったものをアルゴリズムが提案してくれて新しい発見につながる。そういうレコメンドの精度の良さや、使い勝手の良さがウケていると思います。

※「いいね」は投稿内のハートマークを選択するか、投稿自体をダブルタップ。「興味はありません」は投稿を長押しすることでボタンを表示



白地さん:例えば、僕が犬の動画に「いいね」を押していると、表示されるのも犬や猫などの動物の動画が多くなります。ログインすることで「いいね」などのデータが蓄積され、それによって自分の好きなジャンルの動画と出会いやすくなります



ーーTikTokの動画にはさまざまなカテゴリーがありますが、その中で“流行り”はありますか?

白地さん:あります。今(8月)は“TikTok夏祭り”という企画で、お祭りの様子はもちろん、夏に楽しかった思い出を色々撮りましょう、というのが流行っていますね。具体的には旅行や遊びに行った時、グルメを食べた時の様子などです。

また、音源に合わせてピースなどの動作をすると反応する「ポーズシャッター」という機能があります。それを使って、色んなユーザーが同じテーマで撮っている動画はロングランになっています。



テレビでは見られないオフショットも


ーーTikTokerには著名人も増えてきていますよね。著名人が投稿する動画にはどのようなものがありますか?

白地さん:ミュージシャンだったら、自分の曲に合わせてTikTok用にミュージックビデオのキャッチーな部分を切り取って「みんなで遊んでみてね」という使い方をする人が多いです。今まではCMなどでプロモートしていたものを、TikTokで“遊んでもらう”という形でファンに届けています

きゃりーぱみゅぱみゅさんや日向坂46さんは積極的に使ってくださっていて、TikTokの人気コンテンツを撮影して認知してもらいつつ、ご自分の曲も一般ユーザーが使えるようにしてくれています。



また、タレントさんやモデルさんだったら撮影時の舞台裏の動画ですね。衣装チェンジする様子を撮ったりしています。

ーーテレビや雑誌では見られないオフショットが見られるわけですね。

白地さん:そうなんです。ファンは色んな場面を見たいんですよね。写真はクライマックスの「ここが一番!」というところを撮るわけじゃないですか。そうではなく、タレントさんが休憩中に音楽に合わせて踊るような動画。それがバズってテレビで取り上げられたりもしていますね。

ビジネスマンにもおすすめ? 仕事で役立つハウツー動画


ーーTikTokは踊る動画が多い印象がありますが、それ以外にもユニークな動画はありますか?

白地さん:例えば、Excelの関数にVLOOKUPやSUMIFとかあるじゃないですか。あれをパパパッと動画で実演してくれるサラリーマンの方がいます。

今までは「SUMIF やり方」とググっていたのを、TikTok上で動画で、使えるハウツーとして展開してくれています。



白地さん:また、英語や中国語といった語学学習向けの動画もあります。僕も中国語を勉強しているのですが、教科書を開くのは大変です。でも15秒で使えるフレーズをTikTokで紹介してくれる方がいて、「今日は“すみません”の言い方を中国語で教えるよ」といった動画を見ることができます。



ーーExcelだったり語学だったり、ビジネスにも役立つTikTokですが、20~30代のビジネスマンにオススメしたい使い方はありますか?

白地さん:まず先ほどのハウツーの他に「地元あるある」みたいな地元ネタがあります。観光のインバウンドにも使えるということで愛知県常滑市が公式アカウントを作って力を入れています。「招き猫の街ですよ」とか「こういうものがあります」といった紹介ですね。



白地さん:もう一つは家族や友達と一緒に撮って、見ていただくといいですね。撮ると仲が良くなるというか、遠慮していた仲がぶっちゃけられるようになったりする

一緒に撮ると笑顔にもなりますし、いい感じで距離が近くなります(笑) 僕も何回か体験したことがあるんです。

自分の人生のプラスになるツール


ーーTikTokの今後の目標を教えてください。

白地さん:“誰でもクリエイターになれる”ことを応援していきたいと思っています。より多くの幅広い方々、ゆくゆくは40~50代の方やおじいちゃんやおばあちゃんでも簡単に使ってもらいたいです。

おじいちゃんやおばあちゃんが教えてくれた知識が若い人の役に立ったり、お互いに刺激し合えたりするお手伝いが少しでもできたらいいなと思います。TikTokにはその可能性があるということを、色んな人に知ってもらいたいですね。



白地さん:何歳になっても、自分が何かに貢献したい、誰かとつながっていたいといった気持ちはあると思うんです。その人だけの知識や経験があって、それが役に立つ人のところへ届く。TikTokはそういうアルゴリズムに自信があります。そこから、より良い社会の形成に貢献できたらと思います。

ーー最後に、TikTokをまだインストールしたことがない人に向けてメッセージをお願いします。

白地さん:まずはインストールしてもらって、みんなにトライしてほしいです。その結果、何か気づきがあったり、つながりができたり、学んだり、自分の人生のプラスになるツールになれればと思っています。

それがきっかけでスターになる人も世界では誕生しています。日本でもTikTokの枠を超えて活躍する人も出てきています。

TikTokは発見のツールだと思っています。色んな発見のお手伝いができることが、僕たちの目指しているところですね。



TikTokで新しい発見を


欧米、インド、東南アジアなど世界150カ国、75の言語で世界展開するTikTok。見ているだけでも楽しいですが、自分でも動画を撮ることで「新しい発見」ができると思います。

白地さんに動画を撮る時に気をつけたい点も教えてもらいました。スマホのカメラは縦位置で撮ることが基本ですが、それ以外にも

1)最初の数秒で「何かありそう」と思わせる
2)15秒で起承転結。オチをつける
3)ギャップを作る


といった点に気をつけると「見てもらいやすい」そうです。またハッシュタグを積極的に取り入れることも重要とのこと。TikTokには話題の新作映画、甲子園のような季節ネタのハッシュタグ(キャンペーン)も用意されています。

スマホがあれば手軽に使えるTikTok。最初は動画を見るだけでも、新しい自分の興味に気がつくことができるかもしれません。
《編集部》

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